『新緑に映える多聞・舞子ウォーク』に参加しました

5月14日火曜日、垂水観光ボランティアのイベントに参加して、多聞寺から舞子苔谷公園まで歩いてきました。
集合場所となった吉祥山多聞寺は天台宗のお寺で、平安初期に円仁により開創されたと言われており、垂水きっての古刹です。ここのご本尊の毘沙門天と、脇侍の日光・月光菩薩は、国指定の重要文化財に指定されています。
カキツバタとツツジのコントラストがきれい カキツバタ 本堂の前から池を望む
カキツバタとツツジとのコントラストがきれい
  「花の寺」としても有名で、この時期は県外からも見学者が訪れるほどの見事なカキツバタがちょうど見ごろ。
この池の名前は心字池といって、「心」という字の形をしているからと言われていますが、「池水は心を映す鏡」だとする仏教義からきているとい説もあります。

多聞寺から北東に数分、階段を登ると多聞六神社があります。
「六神社」というのは祭神が六柱ということで、イザナギ尊・イザナミ尊・天照大神・月読尊・スサノオ尊・蛭子の6神。
創建は明らかではありませんが、江戸時代に明石岩屋神社から勧請された舞子六神社と祭神が一緒なので、その頃ではないかと言われています。阪神淡路大震災で甚大な被害を受け、境内では破損した鳥居の横木を使った復興記念碑を見ることができます。
復興記念碑 説明板 1851年の狛犬 

六神社を出て、舞子線を下り、東に曲がって本多聞地区へ。
住宅街を抜ける途中、湯屋公園と、寺町公園があります。
湯屋公園
このあたりは昔、多聞寺に参拝する人が沐浴するための施設「湯屋」があったところであり、門前町(寺の町)があったところ。

多聞会館の少し北には多聞寺の大門跡があり、住民の生活と密接だった証しとして、跡地に大門地蔵尊が建立されました。
ガイドさんの話によると、大門のそばには人力車が置かれていたそうで、村で病人が出ると明石の病院まで皆で運んだそうです。
多聞地蔵尊 大門跡の碑 昔は火の見櫓だったそうな多聞会館
昔は多聞会館の場所に火の見櫓(やぐら)があったそうです。
近くの山陽バスの「大門橋」の停留所名はここからつけられています。


第2神明道路の下をくぐって一路、舞子墓園へ。
清水が丘の長い坂を登って、墓園管理事務所から参道を通って石谷の石窟へ向かいます。
自然が残る墓園内へ バードウォッチングの穴場 横穴式石室の跡といわれている
舞子墓園はもとは武藤三治の私有地。
現在舞子公園で公開中の旧武藤三治邸でご存知の方もあると思いますが、武藤さんは舞子をこよなく愛した人です。
亡くなられた後、舞子の地で眠りにつきたいと言われていたとかで、その見晴らしのいい私有地に葬られました。
ところが戦後、埋葬は決められた場所でしかできないことになり、親族の方が墓園とするなら、市に譲っても良いということで、昭和26年、市の墓地として開設されました 。
戦後の都市計画の一環として、近隣のお寺の墓地を舞子墓園に集め、お寺の土地は造成地に、また戦後の失業対策にもここの工事が大いに役立ったということです。
墓園内には今も武藤三治のお墓があります。
自然も残っていて、区民の憩いの場になってもいます。

この舞子墓園から大歳山、朝霧のきつね塚あたりまで、舞子古墳群として数多く古代から近世のお墓が見つかっています。
現在は南北の道路、舞子線ができて寸断されていますが、六甲山脈の西の端ということで、山肌や谷で六甲花崗岩(御影石として有名)を今でも多く見ることができ、横穴式石室などに多く使われました。
見晴らしがよく、千の風も幸せに舞っているかも 花崗岩がゴロゴロ 舞子古墳群 説明板
昔は100基以上あったということですが、今では10基ほど。しかもどんどん保存状態は悪くなっています。

墓園を通り抜け、さらに南下して住宅街を抜けると、舞子台緑地公園に出ます。
舞子墓園、この緑地公園、そのあとの苔谷公園の共通点をご存知ですか?
 桐の木、赤い花はちょっと珍しいですね
緑地公園で見つけた赤い花をつける桐の木

実はこの3つは明石海峡大橋に出るトンネルの上にあるのです。
下がトンネルなので、重い建物は建てられないことから、墓園以外は公園になっています。
「夢の架け橋」で尽力した第12代神戸市長の原口忠次郎、まさか自分のお墓の下を大橋が通るとは思ってもみなかったでしょうね。


最後は苔谷公園です。一番南端(地図上では西南かな)まで行くとトンネル上というのがよくわかります。
両サイドには大橋がつくられた当時のそれぞれの思いが書かれたタイルがはめ込まれています。
大橋が見渡せる 大橋建設への想い 大橋建設への思い 
だいたい半日で歩けるコースです。
よかったら歩いてみてください。           (堀)
 
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2014年06月16日 » さん ... 編集はこちらから
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